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人工関節の部位別体験を聞く

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ひざ関節

川崎医科大学総合医療センター 整形外科 部長(教授) 阿部信寛先生
川崎医科大学総合医療センター 整形外科 部長(教授) 阿部信寛先生

嬉しいことを一緒に増やしていきましょう!

病院HP:https://g.kawasaki-m.ac.jp/

ドクタープロフィール
  ご 専 門  :ひざ関節の手術/スポーツ外傷
   趣 味   :ゴルフ、スポーツ全般
今期待している人 :錦織圭選手を始めとする海外でプレイしているスポーツ選手が活躍できること
最近嬉しかったこと:嬉しいことがいつもたくさんあります(笑)
病院や来院される患者さんの特徴を教えてください。
川崎病院の整形外科はスポーツ外傷にも力を入れているので、若い患者さんが多い印象があります。また、新しい治療や治療に対して積極的な患者さんが最近は増えています。
現在、新病院を建設中で、平成28年8月に完成予定です。新しい綺麗な病院で治療ができるのは医師にとっても患者さんにとっても気持ちが良いと思いますし、とても楽しみにしています。
川崎医科大学総合医療センター 整形外科 部長(教授) 阿部信寛先生
川崎医科大学総合医療センター 整形外科 部長(教授) 阿部信寛先生
人工ひざ関節以外にも保存療法や薬物療法がありますが、手術を勧める基準はありますか。
歩けない患者さんやひざ関節の基本的な機能である曲げ伸ばしができない患者さんには積極的に手術を勧めるようにしています。患者さんに手術を勧める時期は比較的早いほうだと思っています。
人工ひざ関節と一言で言ってもたくさんの種類がありますね。
人工ひざ関節には大きく分けて2種類あります。関節全体を人工関節に置き換える「人工ひざ関節全置換術」と、関節の傷んだ部分だけを置き換える「人工ひざ関節部分置換術(単顆型、膝蓋大腿関節型)」です。
さらに、人工ひざ関節全置換術でも靭帯の処置方法で種類が分かれますし、最近ではひざの全ての靭帯を温存したまま手術ができる新しい人工関節も使われるようになってきました。
患者さんの症状や生活様式などを考慮して、私たちは一人ひとりに最適なものを選択しています。

※人工ひざ関節の種類
 詳しくは:http://motto-kansetsu.com/knee/knee05.html
川崎医科大学総合医療センター 整形外科 部長(教授) 阿部信寛先生
患者さんにとって手術は勇気のいる決断ですが、どのように後押しされていますか。
手術をすることで、ひざの痛みがなくなったり曲げ伸ばしがスムーズにできるようになったりするということを伝えますが、一方で手術後に少しの制限が残ることもちゃんと伝えるようにしています。しかし、人工関節の研究はたくさん行われていて、長持ちする工夫が施された人工関節もどんどん出てきていますので、日常生活は楽になるでしょうとお話します。
手術に対する先生のポリシーを教えてください。
患者さんは一人ひとり求めているものが異なっているので、それを聞いて最良の治療方法を選択することが、患者さんの満足に繋がると思っています。
これは洋服のコーディネートと似ている気がします。いくらカッコいい服を着たいと言われてもサイズが合わなくて着させてあげることができないことも時にはあるかもしれません。しかし、できる限り相手の要望に沿った服を選んであげる。これと同じように私たちも患者さんに最も満足してもらえる治療を選んでいます。
先生は岡山県内で最も早くナビゲーションを使用した人工ひざ関節手術をされていると伺いました。
ナビゲーションは、コンピューターを使用して手術中に骨を切る位置や人工関節を設置する位置などを決める手術方法です。海外では、若い患者さんに対してナビゲーションを使った手術と使わない手術を比べると、使ったほうが手術後の成績が良かったという研究結果も出ています。
ナビゲーションを使うことで手術中の手間は増え、医師の負担も増えてしまいます。そのため手術時間も少し延びてしまいます。しかし、患者さんにとって良い方法なのであれば医師が努力して、手術時間も短縮すべきだと考えています。
印象に残っている患者さんとのエピソードを教えてください。
特定の患者さんではありませんが、岡山は狭いので街中でいろんな患者さんとばったり会うことがあります。患者さんが元気に生活している姿を見られて、こちらのことを覚えていてくれていて声をかけてくれるのは非常に嬉しいです。
患者さんへのメッセージ
人工関節手術に対する不安は誰もが抱くものですし、医師としても今の人工関節が全ての患者さんに満足なものだとは思っていません。ただ、患者さんの不安を少しでも和らげてあげられるように努力していますし、より良い人工関節のデザインと手術手技を模索し研究を続けています。
だから皆さんも、もし関節の痛みなどで困っていることがあれば、躊躇せず整形外科医に相談して、自分に合った治療方法を探してみてはいかがでしょうか。
川崎医科大学総合医療センター 整形外科 部長(教授) 阿部信寛先生
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